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『ラララうちゅう』のゲームデザイン

2021.11.26


『ラララうちゅう』のゲームデザインについてのメモです。

『ラララうちゅう』は、宇宙人集めのセットコレクションゲームです。ただし、システムとしては、作者が子供のときにくり返し遊んだトランプの『51』というゲームをベースにしています。

『51』はトランプのゲームの中では、戦術性の高いゲームです。

流れが一気に変わる「総替え」があったり、ストップのタイミングの駆け引きがあったり、ちょっとしたカウンティングが必要なゲームです。

しかし、手札が悪いとどうにもならないですし、手番順により差がつきやすいというマイナス面があります。そこで、『ラララうちゅう』では手札運と手番順の2つの問題を解決しようと試みました。

まず、得点方法に工夫があります。宇宙人の星ごとに得点方法が異なります。そのことで、手札が配られた時点で各プレイヤーの狙いが分かれます。

そして、手番順の解決として、緑色の宇宙人の角の数比べで、スタートプレイヤーを取り合うようにしました。これによって手番順での有利不利が緩和されるようになっています。

『ラララうちゅう』はたった6手番しかありません。6手番という限られた手番の中で、起承転結があります。つまり、いきなり終盤から始まるゲームとも言えます。

セットコレクションのゲームにありがちな、冗長さの原因ともいえる「最初の数手」が、バッサリ省略されているのです。相手の動向を観察しつつ、1手1手を選択することに集中できるというゲームになっています。

最初の1、2ゲームではあっけなく思えたとしても、数ゲームするうちにゲームの全体像が見えてくるようなゲームを目指しました。

ぜひ2度,3度遊んでみてください。

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