作品紹介

でんしゃクジラ

2 ~ 4人用 / プレイ時間 20分 / 対象年齢 6歳以上


でんしゃクジラ

2-4人/6歳以上/15分
ゲームデザイン:山田空太
イラスト:山田空太
制作:イマジンゲームズ

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こんなカードゲームが欲しかった!
麻雀をずっと親しみやすくしたようなカードゲーム。
なんと6才から遊べます。

ゲームマーケット大賞2017 エキスパート賞を受賞した『エンデの建国者』や、『枯山水』のゲームデザイナー山田空太によるカードゲームです。『でんしゃクジラ』は、家族や友人と、初心者からマニアまで、誰と遊んでも面白いゲームです。家族の団欒、休み時間や旅行などなど、どんな場面にもハマります。きっと、鞄の中に入れて持ち歩きたくなるでしょう。

●ゲームの内容物
動物&電車カード:68枚
得点表示カード:1枚
木製クジラ駒:4つ

●ゲームの概要
ゲームの目的は、手札の9枚のカードをすべてをセットにすること。

このゲームでは、普通の麻雀やラミーゲームとは異なり、数字が登場しません。
カードを繋げることで、電車や動物の絵を作ります。

ヤギ、サイ、ワニは2枚、クジラは3枚で1つのセットになります。
ただし、電車と新幹線は、1セットの枚数が決まっていません。
車両をつなげて、どんどん長くすることができます。

全て同じ色だったり、長い電車を作ったりすると、”役”の加点があります。
大きな役を狙ってじっと待つのか、それとも早あがりを目指すのか。
あなたの腕の見せ所です。

●『でんしゃクジラ』の開発ストーリー

『でんしゃクジラ』は、最初のコンセプトを一貫して、完成までたどり着くことができたゲームです。
少し長いですが、開発ストーリーを書きました。

”家族で末長く遊べるカードゲーム”というコンセプトのもとに、作り始めました。

まずは、ラミー系のゲームを考えていました。
ラミーというのは、同じ数字のカードをあつめたり、
同じ色やマークでかつ連続した数字のカードをあつめるゲームです。

ハートの2,スペードの2,クラブの2でセットにしたり、
青色の2、3、4をそろえてセットにしたりします。
3枚で1セットになることが一般的ですね。

もう1つは、上がって勝つゲームを目指しました。
上がって勝つっていうのは、普通に思えます。
例えば、「大富豪」や「7並べ」は、手札をなくして上がって勝ちます。

しかし、海外のカードゲームでは、失点を計算するゲームが意外と多いです。
というのは、誰か1人が上がった時に、残りのプレイヤーの失点を計算するというゲームです。
「ラミーキューブ」だって、「ニムト」や「UNO」の本来のルールもそうですね。

ところが、日本人は失点を積算するゲームより、
上がって勝つゲームの方に馴染みがあるんじゃないかなと。
上がったプレイヤーが勝つ方が、明快で直感的ですね。

一旦まとめると、ラミーゲームであり上がって勝つゲームを作ろうと思ったのです。

そこで、ラミーゲームの中で、上がって勝つというゲームといえば、麻雀です。

麻雀はやることは簡単なのに、ルールはやはり複雑。
間違いなく面白いけれど、覚えることが多すぎる。
小学生が気軽に遊ぶには、ちょっとハードルが高いです。

麻雀をベースにするが、数字を使わないのはどうだろう、
数字の代わりに絵を繋げるにしたらどうだろうかと考えました。

絵を繋げることでセットが完成するというのは、
非常にわかりやすく直感的です。

しかし、そのままでは、ラミーからラン(連続する数字のセット)を撤廃しただけに他なりません。
待ちも展開の幅も非常に狭くなります。
単純になりますが、ゲーム性は極端に失われます。

そこで、”でんしゃのルール”を考えつきました。
これにより抱えていた複数の問題が解決できました。

でんしゃは3枚以上なら何枚でもセットにできます。
セットの枚数が一定ではないということです。

ゲームの幅が一気に増えました。
つまり、これまでだと9枚を構成するには3-3-3のセットのみでしたが、
2-7や2-3-4や3-6, 4-5など、様々な組み合わせが可能になりました。

数字を使わずに、ゲームの展開の幅を広げることができたのです。
あとは、テストプレイを繰り返し、カードの構成を考えていきました。

開発ストーリーは以上です。

『でんしゃクジラ』は、6才から大人が一緒に遊べる、非常にオススメのゲームです。
ぜひ、一度遊んでみてください。

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